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【TOEIC 950点が解説】L&Rをパートごとの問題構成・ポイント【Listening編】

  • 2019年11月30日
  • 2020年1月2日
  • TOEIC
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この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

 TOEIC L&Rテストとは?

TOEIC(Test of English for International Communication)とは、英語によるコミュニケーションを測定する世界共通テスト。 アメリカの非営利団体であるETS(Educational Testing Serviceによって開発・制作されています。 TOEIC L&R (TOEIC Listening & Reading)は「聞く」「読む」 TOEIC S&W(TOEIC Speaking & Writing)は「話す」「書く」 が存在します。 一般的に多くの人が受験しているのは、 TOEIC L&Rテスト。 今回は、そんなTOEIC L&Rテストの「L」リスニングセクションのパートごとの解説をしていきます。

Part1:写真描写問題

問題数・出題内容・解答時間

問題数 6問(No.1~6)
出題内容 問題用紙にある写真を見ながら、放送される4つの英文を聞き、写真の描写として最も適切なものを選ぶ
解答時間 1問5秒

Part1:写真描写問題のポイント

一番大事なこと:心を落ち着かせて解こう! その他: 問題を頭設問のキーワードを聞き取る回答 3人の会話にも落ち着いて対応

心を落ち着かせて問題を解こう 

テスト最初の問題です。 心を落ち着かせて出鼻をくじかれないようにしよう。 実力が出せずにズルズルいくのだけは避けたいですね。 TOEIC900点越えでも、リスニング満点495点の人でも緊張しています。 最初の1問をいつも通り解ければ、調子に乗れるでしょう!

人が大きく写っている写真では「人」に注目

ちょっとしたテクニックでよく知られています。 人の「行動」「服装」「表情」などを見て、どんな問題になりそうか考えながら、ニヤニヤしていても大丈夫です。

Part1で注意すべきは風景の写真

どの部分が問題の対象か予想しにくいため難しいです。 例えば、「カフェのレジカウンター」の風景写真を例に考えてみると、 どれに注目して置けばいいのか分からないですよね。 ・ディスプレイのメニュー ・ショーケースの中のライトアップされた商品 ・ショーケースの間のドリンク販売コーナ 3つくらい注目して、読み取れていれば良いでしょう!

Part2:応答問題

問題数・出題内容・解答時間

問題数 25問(No.7~31)
出題内容 2人もしくは3人の人物の会話を聞き、その会話についての質問に答える。質問と選択肢は印刷されている。
解答時間 1問8秒

 Part2:応答問題のポイント

一番大事なこと:最初の1単語を聞き取る

最初の1単語を聞き取る

最初の1単語になりやすい5W1Hを聞き取れるかどうかが鍵です。 What:なに? When:いつ? Where:どこで? Which:どっち? Why:なぜ? How:どうやって? 英語は5W1Hから質問文が始まるので、これを聞き逃すと危険。

ひねった問題への対処はセカンドステップ。

Part2のひねりとは、5W1H(What, When Where, Which, Why, How)が必ずしも解答がその通りじゃないことです。 例えば、 「How long does it take to go to the station?」 ひねりなし:「5 minutes by bus」 ひねりあり:「Let me check on that」 「素直に答えろよ!」と思いますが、必ずしも時間が解答になるわけではないのが注意点です。

Part3:会話問題

問題数・出題内容・解答時間

問題数 13セット39問(No.32~70)
出題内容 2人もしくは3人の人物の会話を聞き、その会話についての質問に答える。質問と選択肢は印刷されている。
解答時間 1問8秒

Part3:会話問題のポイント

一番大事なこと:先読みをマスターする その他: 問題を頭設問のキーワードを聞き取る回答 3人目が出てきても落ち着いて対応 音声が流れる前に設問を読んで予測する:先読みテクニック(+指おきマーキング) Part3から一気に難易度が上がると言われています。 印刷された質問の選択肢を読まないと回答できないため、 質問文のリーディング力が問われるからです。 次々とナレーションで問題が進み、 タスク1:音声を聞き、 タスク2:質問選択肢を読み、 タスク3:問題を解く と言う3つのタスクを求められます。 与えられた時間のうちに全てをこなすのは至難の業です。 そのために使われるテクニックが「先読み」と「マーキング」 タスク1:対処なし タスク2:選択肢の先読み タスク3:指おきマーキング

先読みのタイミングと場所をおさえよう

先読みタイミングは、問題問題を解き終えて直後です。 先読みのステップは、以下の通りです。 STEP1:会話文が聞こえている間に、気づいた解答に指を置く。 STEP2:指を置いた解答にマーク。 (1つ目の問題を読み上げ中:推定時間:10秒) STEP3:質問が流れている間に次の問題を先読みする。 (推定時間:30秒) 先読みの場所は、最初の質問文です。 質問の英文を短くパタンが決まっているので読みやすくそれほど難しいことでは無い。

3人会話問題では、キーワードを聞き取る

3人会話問題は、会話の中で起きている問題その対処法を見つけることが解答の近道です。 ・会話で起きている問題とは? 「日常に起こりそうな問題」が多いです。 例えば、 ・会議に遅れそう、 ・会場が見つからない ・対処法とは? 解決法もそれなりに「予想がつく」ことが多いです。 ・会議に遅れそう => 代理を出席させる ・会場が見つからない => フロントに聞きに行く

シグナルワードに注意すべし

接続詞 ・But, However, Although 副詞 ・Unfortunately, Actually, Yet 会話のリスニング全般に言えることは、 このあたりの接続詞・副詞が出てくると耳ジャンボで聞きましょう。 問題の「解答になることが多い」です。

Part4:説明問題

問題数・出題内容・解答時間

問題数 10セット30問(No.71~100)
出題内容 1人の人物によるトークを聞き、その話についての質問に
解答時間  1問8秒

Part4:説明問題のポイント

一番大事なこと:話者と聞き手、状況をきちんと理解する その他: グラフィック問題の基本を押さえる 先読みをより早くする

話者と聞き手、状況をきちんと理解する

Part3とPart4で最も重要なテクニックテクニックが先読みと 余裕を持って読んでおけばを聞き取るべきポイントが明確になり、ある程度事前に状況を予測することができる。 例えば、よく出てくる問題の状況としては、 ・病院の受付 ・空港の構内アナウンス ・セミナーの講師 ・ラジオのアナウンサー ・実況中継するリポーター などがあります。

グラフィック問題は内容をさらっと確認だ

グラフィック問題は、練習すれば100%取れる問題です。 日本人にとっては英文を読むよりかはグラフィックの方が頭に入りやすいと思います。

先読みのスピードを速くする方法

短文で英語の質問文をたくさん事前に読んでおくことが重要。 ・不要な部分を読まない (動詞・名詞の部分だけを読む) 明らかにリスニングで出てきてないものは無視! ・選択肢を記憶する=指おきマーク リスニング中に分かった解答は指を置いておく。 (質問が読まれているうちに、一気にマークする。) 一気に塗りつぶすことができるので時間短縮につながり先読みの時間に充てられる。
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