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FE(Fundamental Engineer) ファンダメンタルエンジニア【材料力学編】

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

こんにちは!Daveです。

「各科目でどんな問題がどのくらい出るのか分からない」
「材料力学と言っても範囲が広くてどこを勉強すればいいのかよく分からない」

そんなあなたに向けて書きました!
「FE(Fundamental Engineer)ファンダメンタルエンジニア【材料力学編】です。

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FEの詳しい説明はこちら。

【Fundamental Engineer】FEとは?世界で戦うエンジニアへの入り口。難易度と問題集をまとめた!

こんにちは。Daveです。 今日もきちんと英語の勉強してますか? 今日は、 FE(Fundamental Engineer: ファンダメンタルエンジニア) について記事を書いてみることにしました。日本の工学部を卒業したことのある人ならば一度は聞いたことがある「技術士」資格の米国版です。 私も工学部を卒業した身としては一度は挑戦してみたい資格だったので、記事にまとめることにしました。 ...

▼目次

  1. FE(Fundamental Engineer)試験における材料力学(Mechanics of Materials)分野
    1. 材料力学の問題レベル
    2. 材料力学の全体に占める問題数
    3. 材料力学に費やせる時間
  2. 材料力学で出題される問題タイプ
    1. 応力と歪み(Stresses and Strains)
    2. 熱応力、トルク(Thermal and Torsional Stresses)
    3. 梁(Beams)
    4. 柱(Columns)
  3. FE試験における材料力学の傾向と対策
    1. 材料力学を制するものはFE試験を制する
    2. 教科書の例題を完璧に
  4. まとめて分かった!【FEにおける材料力学は割と重い】

1.FE(Fundamental Engineer)試験における材料力学(Strength of Materials)分野

1.材料力学の問題レベル

実は材料力学の問題のレベルはそれほど高くありません。

日本機械学会出版の「材料力学」が解ければ十分通用するレベルです。

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大学院試の勉強のために私も購入したので確認済みです。

「材料力学」の大学講義に一緒に持って行って、つまらない講義の時に解き進めておけば、FEの材料力学のレベルに容易に到達できると思います。

演習問題数が足りない場合には、こちらもオススメです。
[wpap service="with" type="detail" id="4888981981" title="演習材料力学 (JSMEテキストシリーズ)"] 他大学の大学院を目指している学生や将来、FEに挑みたい学生のあなたに十分な基礎力をつけてくれます。

2.材料力学の全体に占める問題数

材料力学が占める問題数は最小で8問、最大で12問です。
全体の問題数が最小で100問、最大で155問です。

試験全体のうちおよそ10%が材料力学からの出題ということになります。

他の分野の出題割合はこちら。

目次 分野 Fields 問題数
最小 最大
1 数学 Mathematics 6 9
2 確率統計 Probability and Statistics 4 6
3 計算ツール Computational tools 3 5
4 倫理 Ethics and Professional practice 3 5
5 工学と経済学 Engineering economics 3 5
6 電磁気学 Electricity and Magnetism 3 5
7 静力学 Statics 8 12
8 力学・振動学 Dynamics, Kinematics, and Vibration 9 14
9 材料力学 Mechanics of Materials 8 12
10 材料組織と加工 Material properties and processing 8 12
11 流体力学 Fluid dynamics 9 14
12 熱力学 Thermodynamics 13 20
13 伝熱学 Heat transfer 9 14
14 計測学 Measurements, Instruments, and Controls 5 8
15 機械設計学 Mechanical design and analysis 9 14
合計 100 155

Statics(力学)はトラスや重心、モーメントに関する問題などを取り扱っており、少し材料力学よりの問題です。

それでは、試験中どのくらいの時間を使えるのでしょうか?

3.材料力学に費やせる試験時間

試験時間もおよそ全試験時間の10%程度と考えて良いでしょう。

それほど難易度が高い問題ではないと思いますが、しっかり傾向と対策を押さえた演習ですらすら解けるようにしておきましょう。

2.材料力学で出題される問題タイプ

問題のレベルは基本例題から標準問題レベル。

難しい問題だったとしても、Reference book(リファレンス)から式を見つければ解けます。

単位変換等も問題なしです。

1.応力と歪み(Stresses and Strains)

応力と歪みは基本中の基本。
教科書をペラペラめくって確認しておきましょう。

詳しい説明は省略しておきます。

2.熱応力、トルク(Thermal and Torsional Stresses)

材料が熱で伸びたり、丸棒にトルクをかけたりする問題です。
ミスなく解けるようにしましょう。

ここも深く説明する必要はなさそうです。

3.梁(Beams)

ここからが問題です。
梁の両端の固定や荷重のかかり方次第で、たわみ角やたわみ量の考え方が変わってきます。
しかし、心配ご無用。

Reference book(リファレンス)には、様々な梁のパターンの式が既に載っています。
リファレンスの一部を見てみましょう。

適応できるものさえ見つけてしまえば、ただの数値を入力するだけの問題になります。

Referenceのどこにどんな梁のタイプの式がまとめてあるのか確認しておきましょう。

4.柱(Columns)

タイトルではわかりにくいですが、座屈系の問題です。
リファレンスの式を見てみましょう。

この問題も式に突っ込んでしまえば終わりというものも多く存在します。
日頃からReference bookを使って参考に解いていれば困ることはないでしょう!

3.FE試験における材料力学の傾向と対策

1.材料力学を制するものはFE試験を制する

「材料力学を制するものはFE試験を制する」
これは間違いなさそうです。

「Mechanics of Materials」だけだと全試験問題の10%。
しかし、「Statics」を含めると全試験問題の30%くらいまで増えます。

「Statics」には重心、トラス等、日本の大学講義「材料力学」に準拠する内容が含まれています。

2.教科書の例題を完璧に

材料力学の問題レベルは高くないです。

したがって、教科書レベルの問題を完璧に解けるようにしておくことが先決でしょう。

これでFE試験全体の3割が押さえられると思うと嬉しい限りです。

大学時代の教科書をさっと出して解いてみましょう。

4.まとめて分かった!【FEにおける材料力学は割と重い】

簡単な割に「材料力学」が関係する問題数は多いのがFE試験の特徴です。

したがって、解ける問題を落とさないことが非常に重要になってきます。

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しっかりReferenceを使って演習しておきましょう!

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