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TOEIC L&R Part7の時間が足りないに打ち勝つ6つの基本ルール・スキルと戦略

  • 2020年1月19日
  • 2020年1月19日
  • TOEIC
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TOEIC L&Rテストとは?

TOEIC(Test of English for International Communication)とは、英語によるコミュニケーションを測定する世界共通テスト。

アメリカの非営利団体であるETS(Educational Testing Serviceによって開発・制作されています。

TOEIC L&R (TOEIC Listening & Reading)は「聞く」「読む」

TOEIC S&W(TOEIC Speaking & Writing)は「話す」「書く」

が存在します。

一般的に多くの人が受験しているのは、

TOEIC L&Rテスト。

今回は、そんなTOEIC L&RテストのリーディングセクションPart7に絞って、時間が足りない問題を解決するための基本ルールを抑えていこう。

TOEIC L&R Part7【TOEIC最難関の読解問題】の問題数・出題内容

問題数 54問
出題内容 1〜3つの文書の内容に関する設問が各2〜5問出題されるので、各問題の解答として最も適切なものを4つの選択肢が選ぶ。
目標解答時間 50分

基本ルール1:「まずPart7からはじめよ」

Part5、Part6、Part7と提示されたそのままの順序で解かなければならないというルールはありません。Part5と6の問題はそもそもの答えを得るために必要な語彙がなければ、時間を使っても正しい解答に行き着けないことが多いです。しかし、Part7では、難しい問題にしっかり時間を当てて読み込んであげれば、正しい答えに行き着ける可能性が多少なりあります。こういう理由で、「Reading Part7から解くべし」というセオリーができるわけです。

基本ルール2:パッセージから読むな。問題文で内容・解答時間を見極めるべし

何も考えずにパッセージから読もうとするとは、恐ろしく非効率的であり、例えTOEIC満点の人がやっていても、見習わないでください。

問題文に直行し読んで、問題文が問っている内容が理解できるまではパッセージを見ない練習をしましょう。問題を読んで、理解することも重要ですが、この段階で「すぐに解答できる問題か、深く読み込む必要のある問題か」を探知すること重要です。

TOEIC L&Rでは、どの問題も同じ得点ですが、問題によってははるかに早く解答しなければならない問題があるので注意しましょう。例えば、特定の情報(場所・時間・もの)だけを問う問題や語彙問題は、比較的簡単なため迅速な回答が求められます。パッセージをすばやくスキャンしてキーワードを見つけ、パッセージ全体を読むことなく質問に答えることが求められます。

一方で、パッセージ全体的の意味、筆者の目的・意図を尋ねる問題は、パッセージをより深く理解する必要があり、はるかに時間がかかることがあります。

基本ルール3:簡単な問題を見つけ、先に解くべし

「簡単な問題から解く」アプローチには正当な理由があります。

理由1:時間切れ時の簡単な問題の取りこぼしを防止するため

理由2:簡単な問題を解くための「スキャン」でパッセージ内容・編成を把握するため、より難しい質問に答えるのに少なくとも、どこを読めばいいのか理解できるから。

基本ルール4:時間管理しながら、解答練習すること

TOEIC L&Rの問題の種類を練習し、テストへの戦略に慣れることに加えて、実際のテスト時間のプレッシャー条件下で解ききる経験を適用することが重要です。理想的には、定期的に模擬テストを受けるべきですが、実際のテストと同じまたは短縮された問題数・解答時間(5〜10分)でテストするのが良さそうです。

基本ルール5:長文の読み方の基本:「Scanning」と「Skimming」をできるようになろう

スキャニング(Scanning)とは?

スキャニング(Scanning)とは、「特定の詳細を見つけるためにすばやく読むこと」です。特別なことではなく、例えば、辞書の索引を見ている時、時刻表を見ている時に使っているはずです。これを英文の中で「keywords」という単語を見つけたい時、おそらく「key」という最初の何文字かだけ探していると思います。「key」が見つかった瞬間に周囲を注意深く読み始める必要があります。

TOEIC L&Rでは、全てをじっくり読んでいては回答が間に合いません。

だからこそ、スキャニング(Scanning)をリーディングセクションとリスニングセクションでうまく使う必要があります。例えば、リスニング問題でも問題文の先読み(スキャン)であらかじめ解答の選択肢を把握しておくことが求められますよね。 

スキャニング(Scanning)を身に着けるための鍵は、厳しい時間制限で特定の情報を見つける練習をしましょう。

リスニング問題で試すと良いでしょう。次の問題文が読み始める前に、選択肢のキーワードを見つけ出しておく練習です。最初は結構難しくてイライラするかもしれませんが、練習するにつれてスキャニング能力は向上するので、自信がつくはずです!

スキミング(Skimming)とは?

スキミング(Skimming)とは、「テキストの主な内容(目的・意図など)を得るためにじっくり読むこと」です。例えば、新聞の記事を読んでいる時はスキミングしている時かもしれません。記事の全体的意味や複雑な内容も理解しようと読んでいる状態ですね。

スキミングのオススメポイントは、

1.タイトル(表題)を読むこと

2.パッセージ・パラグラフの最初の1文はじっくり読むこと

3.動詞や名詞を主として読むこと

です。

スキミング(Skimming)の上達には、語彙力が欠かせません。

少数のキーワード・言い換えなどに気づき、全体的なテーマ(意図、例、目的)を把握する必要があるためです。関連する語彙力を身につけた上でパッセージを読む方が良いでしょう。

基本ルール6:長文に耐える力をつける

TOEIC L&R Part7の文章量を読みきるのに慣れるには、結構な時間がかかることが多いです。TOEIC満点を取る人でも、本当に久しぶりに受けると解いていて「うっ」となります。(多分、なんだかんだ満点は取るんでしょうけど。笑)

ちなみに、ダブルパッセージ問題の場合は300語以上読むことが求められます。TOEICを初めて受けた時(初スコア:460点)、文章を見て軽くパニックでした。笑

「日頃からある程度、長い文章に慣れておく」しかありません。

自分の興味や経験がある非TOEIC素材(雑誌、スポーツ記事、洋書など)で慣れる練習をしておくと良いでしょう。

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