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TOEFL-iBTの変更点を丁寧に解説する【対策・勉強法の解説】

  • 2019年8月15日
  • 2020年4月19日
  • TOEFL
  • 4642view

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

 
 読者
TOEFL-iBTのテスト構成が変わったって聞いたよ。
具体的に何が変わったの?
 
Momo
アシスタント
ちょっと簡単になったらしいよ。
その理由を見ていこうね!

テスト内容の変更と合わせて、
テスト対策をどう変えていくべきなのかを説明していきます。

本記事の信頼性

2013年、約1年間のカナダ留学。
その後もTOEIC、TOEFLの点数を下げることなく、
5年以上英語力を保ち続けていることが本記事の信頼性・根拠です。

本記事では、ETSの記事をもとに
「TOEFLテストがどう変わるのか」
「対策をどう変えるべきなのか」
「受験後の体験談・気付き」
などをTwitter、ブログ記事等から探し出し、まとめました。

本記事の結論

2019年から始まった 「新しいTOEFL」は、
問題数を削減し、
テスト時間が短くなった
ために簡単化したと言われています

一方で、テスト時間が短くなったため、
1問あたりに割ける時間も短くなった
ため、難しくなったとも言えるでしょう。

対策を根本的に変更する必要はありません。

しかし、特にリスニングでは、
「タイムマネジメントを意識した対策を強化すべき」
でしょう。

それでは、詳細を説明していきましょう。

2019年にTOEFLが変わったのは2つだけ

2019年8月1日から新しくなったTOEFL iBTをご紹介します。

変更点は2つ。
変更点1:テスト時間は30分短くなった
変更点2:スコアレポートの形式がちょっと変わった

どう変わったか詳しくご紹介していきましょう。

変更点1: テスト全体の時間は30分削減

TOEFL iBTのテスト時間は30分間短縮されて、ちょうど3時間になりました。

大きく出題傾向や問題形式に変更はありません。

 
 
Momo
アシスタント
遠方の会場で受験する人にはうれしいよね

変更点2: 2年以内のベストスコアを合計する新制度導入

マイベストスコア制度は、過去2年以内の有効なスコアのうち、過去最高のセクションの得点を組み合わせることができる制度です。

2019年8月1日以降に送られるTOEFL-iBTのスコアシートは、スコアと2年以内のベストスコアが併記されます。

 
 読者
テスト時間削減で
どのセクションの問題が減ったの?
 
Momo
アシスタント
ライティング以外の
全部のセクションで問題数が減ったよ

【2020年最新版】TOEFL-iBT試験構成とは?

変更前のTOEFL-iBTと比較してみました。

青字:試験時間の削減や問題数の削減
赤字:変更前の値

TOEFL-iBTは簡単になったと言われる3つの理由

理由1:リーディング問題数が大幅減

リーディングの大問の数は変更なし
1パッセージで小問10問になり、
小問1問あたり平均108秒を使えるようになりました。

理由2:リスニング問題数が大幅減

リスニングの大問構成は、
会話問題は2-3問
講義問題が3-4題に。

1大問あたりの小問の数に変更はないです。

理由3:スピーキング問題数が減ったこと

スピーキング問題は、
Independent Task
Integrated Task
の両方の大問がそれぞれ1題ずつ削減

新TOEFL対策なら、変えるべきはリスニング対策

なぜ?: 難しくなったという声もあるリスニング

全体的にWriting以外のセクションの問題数が減って、試験時間短縮につながっている。

一方で、試験時間が短縮の影響か、Listeningセクションの小問1問あたりにかけられる時間が減りました。

この影響を吸収できるように対策していく必要があるようです。

TOEFLテストの対策法

どう変えるべき?: 時間管理しながら問題をサクサク解く練習

受験経験のある方に今回の変化にどうついていくべきかを端的に言うと、リスニング問題を「これまで以上にサクサク解く練習」をすべしです。

問題を見て、回答を即決できなければ次の問題にすぐに移るように時間管理をしながら練習しましょう。

タイムマネジメントを身につけるなら守りたい3つのルール

 

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は スクリーンショット-2019-08-15-15.40.23-1024x524.png です

 

ここで言うサクサク解く練習は至って簡単。
守るべきルールは3つ。
ルールを守れば、どんな問題集でも構いません。

ルール1: 正答率を気にしない。

いくつあっているかを気にするのはやめましょう。
後からで大丈夫。

まずは全問解ききるために必要とされるスピードを体感してみましょう。

ルール2: 必ず時間を計る。

 

時間管理(タイムマネジメント)学習なので、嫌でも時間は計りましょう。
実戦形式の1問「88秒」×○問で解くのがベストです。

時間管理をしながら把握すべきは、

稼げる/失う問題タイプ

時間を稼げる問題タイプ
=> 圧倒的早さで回答で余剰時間を作る。
時間を失う問題タイプ
=> 88秒ルールを大幅に破る。

稼ぎを大きくするか、損失を小さくするかですが、あなたの好みで構いません。

 

得意/不得意な講義

 

得意な講義
=> いつもより聞き取れている
=> 聞いていて楽しい

不得意な講義
=> 興味がない
=> やけに聞こえない

得意科目は正答率にこだわって逃さず、不得意はいかに減らさないかを考えながら解いてみて下さい。

 

どちらも
・まずは把握すること
・自分の戦略・防衛策を持つこと
から始めるのがポイントです。

ルール3: アフターケアをきちんと

ここでいうアフターケアとは、
・「時間をかけて何度も聞いて」、
・「間違えている問題を正解に持っていく」
ことです。

解答は見ずに、間違えた問題の回答をもう一回解いてみよう。
すると分かってくることが、また2つ!

凡ミス/何度聞いても分からない

凡ミス
=> 聞き逃しただけ。集中力が問題。

何度聞いても分からない
=> 能力不足

勉強すべきは「能力不足」でしょう。絞って集中的に勉強しましょう。

能力不足は「語彙不足」なのか、
「聞き取り能力不足」なのか、
力をつけるべきポイントを把握しましょう。

 

油断禁物/油断すべきパート

油断禁物タイム
=>聞いてないと分からなくパート。

 

油断タイム
=>気を抜いても大丈夫なパート

聞くべきパートを把握しましょう。
例えば、「講義の出だし」は油断禁物タイム。言葉の定義・意味の説明があることが多いから。

講義や会話を聞いている中で自分が分からなくなるタイミングを把握しておくことは非常。

 

リスニング時間管理をすれば分かる!
【弱点フローチャートと対策】

 

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